お祭りが苦手なのは人ごみが苦手だから
人ごみがあまり得意ではないので、たくさん人が集まるような所には行きたいと思いません。
お祭りなどもそうです。
私の友人にもいるのですが、何よりもお祭りが好きだと言う人がいます。
見るのも好きですが、出るのも好きと言うのです。
血が騒ぐと言うことでしょうか。
私には全く理解することができない感情です。
就職したての頃は、半強制的にお祭りで踊らされたことを覚えています。
浴衣を着て踊るのですが、その練習もなかなかハードですし、仕事帰りにはキツくて大変でした。
どうしてこんなことをしなければならないのかと、本当に腹立たしく思ったものです。
日本中あちこちに、様々なお祭りがあるようで、それを目当てに多くの観光客が集まるそうです。
私が住んでいるここにも、遠くから毎年たくさんいらっしゃいます。
ホテルなどもいっぱいになるようで、とても活気が出ます。
でも、私はそのお祭りを実際に見たのは数回しかありません。
駐車場も見つけにくいですし、トイレのことも心配の悩みの一つです。
特に子供が一緒だと本当に疲れてしまいます。
理想は、そんなに大勢集まらない静かなお祭りで、ゆっくりと見物すること。
車も苦労せずに駐車させることができて、人とぶつからずに歩けることです。
しかし、そんなものは恐らくないと思います。
子供の頃は、やはりあの賑やかなお祭りの雰囲気が好きでした。
夜空に飛んで行く、誰かの手から離れていった赤い風船。
金魚が元気に泳ぐ桶の周りに群がる子供たち。
夜になっても消えない灯り。
確かに、子供の頃のお祭りの記憶は色鮮やかです。
大人と子供は見ているものが違うのかもしれません。