飲み会後の〆のラーメン店のドラマ
飲み会後の〆のラーメンってたまらなく美味しいと思います。
もう、飲み会の宴会メニューにラーメンを入れてもらってもいいと思うほど、私は飲み会後にラーメン屋さんに行くことが多いです。
まわりの友達もそのような人が多く、誘い合わなくても自然に足が運びます。
私は特に味の濃いものを食べたくなります。
普段はあまりラーメンは食べないのに、飲んだ後は行きたくなるラーメン屋さん。
なので、本当に申し訳ないのですが、味に記憶がないのです。
でも、食べたことは覚えていてさらに「美味しい」という記憶も残っています。
飲んだ後はアルコールを摂取しているため、ラーメンの様な塩分たっぷりの物を身体が欲しているそうなのです。
本当に私はそう思うと本能のままに生きているんだ…なんて低次元な自分だろうと落ち込むばかりです。
そして、そんな私の様な人間が友人には多く集まってきているのです。
ラーメン屋さんに飲んだ後行くと、自分と同じような人を結構見かけます。
やはり、飲んだ後のラーメン屋さんは格別なのでしょう。
この間行った時にはメニューが読めず、机に酔いつぶれ眠っている姿もありました。
ラーメン屋さんの店主の苦労がとてもよくわかり、自分のよいが少し冷めました。
さらにラーメンを頼んでいる最中に寝てしまい、全く食べずに酔っぱらいの友達に担がれていく人もいました。
そんな姿ばかり見ていると、自分だけはしっかりこのラーメンを食べておいしいです、ご馳走様でした…という言葉を客の代表として残さなくてはいけないような気がしてきました。
結局私は食べ終え、店主にお礼を言って店を出たのですが、もしもこだわりの味を好きな人にだけ食べてほしいラーメン屋さんだったら怒られていたのかもしれない…と思うと、先ほどの店主さんはなんて心が広いんだろうと思いました。
これからは自分もそうならないように、常識ある酔っぱらいの〆のラーメンを食べたいと思います。