パソコンでキーボードを打ちこむ

私の職場は、各自席がパーテーションで区切られ、他の人が何をしているのかはハッキリと分かりません。
しかしみんな独り言が多く、入社したばかりの頃は何か返事をした方が良いのかと考えてしまいました。

その独り言というのは、大半がパソコンでキーボードを打ちこむときや資料を読む際、口に出して確認している等といった時に発せられるものです。

最初は何をブツブツ言っているのだろうと気になりましたが、原因が分かってからは、それがこの職場での当たり前の風景なのだと思うようになりました。

しかし中には、悪質とも言える独り言を耳にすることもあります。
それは何か気に入らないことがあった時に事務室のみんなに聞こえるように悪口を言ったり、大きな舌打ちをしたりすることです。
おそらく両者とも、周りの人に愚痴を聞いてほしいので、そのきっかけにしたいのだと思います。
関係のない人に同意を求めたり、仕事の手を止めて延々と文句を垂れたりし、その姿は非常に見苦しいし、周りも気を使います。
しかし私のいる事務室は、人の悪口が大好きな人が多いので、それを機に悪口大会になります。
私は興味ないので、全てを聞き流してはいますが、気持ちの良い物ではありません。
自分が正しいと思うなら、本人に伝えれば良いのにと思います。

自分では抑えているつもりでも、周りの人からすれば気になってしまうのが独り言です。
多少のストレス発散には良いかもしれませんが、あくまでも独り言として大事にせず、自分でどうにかしてほしいです。

勤務中に自分の時間はない!?

外資系企業のオフィス

数年前の一時期、外資系の企業で働いた経験があります。
それまでは日系企業でしか働いたことがなく、初めての外資系でした。

外資系といっても、そのオフィスで働いている社員の八割くらいは日本人で、のこりの二割が外国人でした。

しかも、日本人社員の中には英語を話せない人も少なからずいて、まあ、そういう人たちが語学力を補うだけの他の技術を持ってはいたんですが、自分を売り込める能力を持つことが大切なんだと実感しました。

周囲にはそんな能力や技術をもった優秀な人ばかりでしたが、オフィスの雰囲気はいつも和やかでカジュアル、堅苦しさなど全くなく、そこはいかにも外資系らしかったかもしれません。

また、いつか機会があったら、そんなオフィスで働いてみたいものです。

これまではスチールの事務机に、グレーの事務椅子という定番中の定番の環境で働いていました。
あのような地味な色彩環境では、クリエイティブな仕事は絶対に出来ないでしょう。
まあ、工場の事務所なら丁度いいかもしれませんよね、特に創造性は必要ないでしょうから。

だから、あんな地味な色を選択していると、そこのトップが言ったのですから、仕方がありません。
事務仕事は、間違いないように黙々とやるべきだというのが、そこのトップの考え方でしたので、なんとパソコンは全く無いのですよ。

全てがアナログという、これも個性でしょうか。

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