計算機を手元に置いた暮らし
私の手元には、いつも計算機が置いてあります。
いつから置くようになったのか忘れてしまいましたが、長い間置いているように思います。
何か計算をしたくなった時に、すぐに手に取れるようにしているのです。
非常に便利なのですが、機械に頼ってばかりいると脳が益々弱ってしまうのではないかという心配もないわけではありません。
以前なら、簡単な計算なら暗算ですぐに答えを出すことができていた私。
勉強は全く得意ではなかったのですが、計算だけは驚くように早かったことを覚えています。
それは年齢を重ねた後も続いており、3ケタくらいであれば、即座に答えが出せていました。
ところが、出産して子育てを始めるとその唯一の私の特技はあっという間に消えて無くなってしまったのです。
本当に簡単な足し算や引き算であっても、ぱっとすぐには出てきません。
そのまま計算機を手にする方が早いことから、いつでも計算機を使うようになったのです。
ある人は、子供を産んだことで子供の世話に全能力が集中してしまい、他の事に能力が発揮できなくなったのではないかと言います。
又ある人は、年を取ったからだろうと一言。
いずれにしても、残念でなりません。
しかし、子供は算数が得意なので私の分も頑張ってもらおうと考えています。
これから色んなことをたくさん吸収して、どんどん賢くなっていって欲しいと思います。
そしてできることなら、計算機を使わなくてもいつでもすいすい計算ができる人になって欲しいなと思います。
その方が断然便利ですし、安心して暮らすことができます。
買い物の時もぱぱっと計算して、正しい答えが出せたならどんなに楽でしょう。